URLの「www」って何?wwwの仕組みと歴史

URLにある「www」の意味や役割、その仕組みと誕生の歴史について超初心者向けに分かりやすく解説します。技術的な細かい話はありません!…が、ブロガーが知っておくべき知識は少し専門的な話も入れました。

SEOで成果を上げるためには、検索エンジンやWebページの仕組みを正しく理解しておくことが不可欠です。
その第一歩が、「WWW」とは何か、そしてWebサイトはどのように構成されているのかを学ぶことです。

この記事では、インターネットの成り立ちから始まり、ドメインやIPの仕組み、Webページの基本構造までをわかりやすく解説します。

著者情報

著者:クルエイチ

クルエイチの顔写真
SEO検定1級合格ロゴ

【経験】
2015年よりブログ運営開始

【実績】
2025年5月:SEO検定1級認定

目次

インターネットとWWWの違い

虫メガネで見るSEO

🌐 インターネットとは?

インターネットは世界中のコンピュータがTCP/IPという通信規格を用いて接続された巨大なネットワークです。
その起源は1960年代、米国の防衛目的で開発された ARPANET までさかのぼります。

当時、核戦争時にも通信網が維持できるよう、データを分散して保存・通信するネットワークが構築されました。
それが発展し、現在のインターネットの基盤になっています。

🕸️ WWW(World Wide Web)とは?

1990年代に開発されたのが WWW(ワールド・ワイド・ウェブ)
これは、HTML文書同士をリンクで結び、ブラウザで閲覧できるようにしたWebの仕組みです。

クルエイチ

Webはインターネットの「中身」「見える部分」と考えるとよいでしょう。

Webの普及とWebブラウザの登場

最初のWebブラウザは1993年に登場した「Mosaic(モザイク)」です。
これにより、研究者だけでなく一般の人々もWebを利用できるようになりました。

さらに1995年、Microsoftが発売したWindows95に標準搭載された「Internet Explorer」の登場により、Webは爆発的に普及しました。

Webサイトの構造を理解する

🧱 WebページとWebサイトの違い

  • Webページ:1つのHTML文書(例:トップページ、ブログ記事)
  • Webサイト:複数のWebページがテーマ別に整理され、リンクで構成された集合体

Webサイトは一般的に階層構造(ディレクトリ構造・ツリー構造)で設計されています。
これは、検索エンジンにも「ページ同士の関係性」が伝わりやすくするためです。

Webサイトのツリー構造イメージ
Webサイトのツリー構造イメージ
クルエイチ

極稀にフラット構造のWebサイトも存在します。

Webページの技術的構成

🔤 HTML(HyperText Markup Language)

HTMLはWebページを作るための基本的な言語です。

  • <title>:ページタイトル
  • <h1><h3>:見出し構造
  • <a>:リンク
  • <meta>:検索エンジン用の説明
  • etc…

Googleなどの検索エンジンは、このHTMLを読み取ってページの構造を理解しています。

🎨 CSSやJavaScriptはどう関係する?

  • CSS:色やレイアウトなどのデザインを調整
  • JavaScript:ページに動きをつける(例:ボタンの展開、フォームチェック)

ただし、SEOの評価軸では まずHTMLが正しく構造化されていること が最優先です。

インターネットに接続する仕組み

🌐 ISP(インターネットサービスプロバイダ)

以前は、インターネットに接続するには技術的な知識が必要でしたが、ISP(プロバイダー)の登場により、一般家庭や企業でも簡単に接続できるようになりました。

💻 レンタルサーバの役割

Webサイトをインターネット上に公開するには、サーバ(情報を格納するコンピュータ)が必要です。
その手間を省き、誰でも簡単にWebサイトを開設できるようにしたのが「レンタルサーバ会社」です。

クルエイチ

多くの企業やブロガーが、ISPとレンタルサーバーを利用して情報発信を行っています。

IPアドレスとドメインの違い

🧭 IPアドレスとは?

IPアドレスはインターネット上の「住所」のようなもので、サーバを特定するために使われます。

例:192.168.1.1

ただし、数字の羅列は覚えにくいため、次のような「ドメイン名」が生まれました。

🌍 ドメイン名とDNS

  • https://www.yahoo.co.jphttps://www.amazon.co.jp などの「わかりやすい名前」が ドメイン名
  • これとIPアドレスを結びつける仕組みを DNS(ドメインネームシステム) といいます

🔗 共有ドメインと独自ドメイン

  • 共有ドメイン:レンタルサーバの提供するドメインの一部を借りる(例:user.server.com
  • 独自ドメイン:自分専用のドメイン(例:www.mycompany.jp

SEO的には、独自ドメインの方がブランディングや評価面で有利とされています。

まとめ:構造を理解すれば、SEOが論理的になる

Webサイトは、ただ見た目の美しさで評価されるわけではありません。
検索エンジンにとっては、「構造」「設計」「技術」がすべて評価対象になります。

SEO対策の第一歩として、このようなWebの土台知識をしっかり理解しておくことが、後の施策成功につながります。

使いやすさ重視で広告表示を少なくしています。
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