Googleサーチコンソールでインデックスされない原因は?まとめ

Googleサーチコンソールにサイトを登録したものの、なぜかインデックスされない…ということはありませんか?どうしたらインデックスされるのか、放置して良いものなのか、などを調査してまとめました。

Googleサーチコンソールにサイトを登録したものの、なぜかインデックスされない…
ということはありませんか?

どうしたらインデックスされるのか、放置して良いものなのか、などを調査してまとめました。

目次

インデックスされないページは放置で良いのか?

インデックスされないページを放置して良いのでしょうか?
答えはずばり、インデックスされない理由によります。

意図的にインデックスされないようにしているのなら、放置で良いでしょう。
ブラウザ検索で表示してほしいページがインデックスされないなら、改善すべきです。

インデックスされない原因は?

インデックスされない原因はいくつもあるようで、複数絡んでいる場合もあります。
難しい表現が多いものの、まずはしっかりGoogleの公式見解1を一読しておく方が良いでしょう。

xmlサイトマップを送信していない

検索エンジン向け(XMLサイトマップ)やユーザー向け(HTMLサイトマップ)にWebページの認識を促すために使われるサイトマップ。
このXMLサイトマップを活用しなければ、クロール頻度が向上しません。

Googleサーチコンソールのインデックス作成にあるサイトマップにXMLサイトマップを送信していますか?
また、読み込みは成功しているでしょうか?
今一度確認してみてください。

意図的にインデックスされないようにしている可能性

意図的にインデックスさせないようにしている場合は、特に対応は不要です。

「ページにリダイレクトがあります」

意図的にリダイレクトを仕掛けているなら放置で問題ありません。
意図していないなら調査をした方が良いでしょう。

「noindex タグによって除外されました」

該当ページをインデックスしない設定(noindex)にしている場合はインデックスされません。
意図していない場合は、noindexを解除しましょう。
WordPressの場合、使用しているテーマやSEO系プラグインによって解除方法が変わります。

似たような理由で、robots.txtファイル中にクロール拒否設定(disallow)が記述されている場合もインデックスされません。
意図していない場合は、disallowを解除しましょう。

「重複しています。ユーザーにより、正規ページとして選択されていません」

同一あるいは似た記事があるためインデックスされない場合があります。
重複理由によりますが、基本的にはcanonicalタグを活用して1ページだけインデックスしてもらう方が良いでしょう。
WordPressの場合、使用しているテーマやSEO系プラグインによってcanonicalタグの設定方法が変わります。

コンテンツの質が低い可能性

ドメインには、0~100の数値で評価される「ドメインパワー」というものが存在します。
ドメインパワーが高いと検索エンジンに登録されやすくなるなどの利点があると言われていますが、Googleをはじめ各ブラウザ検索用クローラーは明言していません。

コンテンツの質が低い場合や作成間もないサイトは、ドメインパワーが10以下と貧弱になりがちです。
一方で、被リンクが多かったり、長期間運用しているサイトは自然とドメインパワーが上がっていきます。

コンテンツが低いためにインデックスされない場合があります。
記事をリライトして質を高めましょう。

「クロール済み – インデックス未登録」

コンテンツの質が低い可能性場合、クロールされページ自体は認識されるものの、インデックスはされずに放置されるページもあります。
記事自体はクロールされて認識されているので、インデックスされる可能性が高いです。
記事のリライトやURL検査ツールを使うなどして、インデックスされるよう行動しましょう。

「検出 – インデックス未登録」

低品質なコンテンツと判断されてしまっている場合は、クロール頻度が下がる可能性があります。
するとURLは検出されても検出されない場合があります。

クローラビリティが悪い

クローラーはリンクを辿りながらWebサイト内の各Webページを見つけます。
見つけたページのコンテンツ内容を検査して、検索エンジンにインデックスするかどうかを判定します。

SNSや著名なサイトから被リンクされるなど他人からリンクを広めてもらえるとベストですが、自作で内部リンクを充実させても効果があります。

対応不要のページ

以下のページはインデックスされなくても問題ありません。

ページネーションの2ページ目以降

1ページ目がインデックスされていれば問題ありません。
(商品の色やバージョン違いでページを分割するなど)場合によっては、2ページ目は重複とみなされる場合もあります。

feed・rss系

例えば「https://▲▲▲.com/●●●/feed/」のような、feed・rss系のページはインデックスされる必要がありません。

配布物など

サイトによってはエクセルやPDFなどのファイルを配布することもあるでしょう。
その配布物のURLはインデックスされる必要性はありません。

中古ドメインの場合

そもそも使用しているドメインが中古の場合は、現在のコンテンツの質に関係なく前の所有者のペナルティが課されている可能性があります。
Googleは、サイトの質が低いとクロール頻度が下がる可能性を明記しています。

サイトの品質があまり高くない場合は、サイトのクロール頻度が落ちる可能性があります。

https://support.google.com/webmasters/answer/9679690?hl=ja&visit_id=638743524442315824-186180457&rd=1

中古ドメインかどうかを調べたり、ドメインパワーを調べるWebツールはいくつかありますので、ご自身で調べて信頼できそうなツールを使って調べてみてください!

まとめ

クロールされてもインデックスされない場合をまとめました。
インデックス不要なページであれば問題ありませんが、インデックスしてほしいページは原因を見極めてしっかり対応しましょう。

特にサイトの質が低い場合が厄介で、自分では気づかないことも多くあります。
知らぬ間にサイト全体の評価を落とされている可能性がある一方で、対策が難しい側面があります。

対策しやすい「クロール済み – インデックス未登録」の対象URLを中心に改善してみましょう。

注釈など

  1. クロールの統計情報レポート
    https://support.google.com/webmasters/answer/9679690?hl=ja&visit_id=638743524442315824-186180457&rd=1 ↩︎
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